夢日記で沖縄飲み

沖縄で6人で飲み会。


いい感じのバーでリリコがベトナムで臭い魚料理に辟易した話などで盛り上がる。
(私も観たテレビ番組。丸の生魚をヌクナムベースの臭いタレにつけてかぶりつくものだ。何かもう一つ臭い要素があったが覚醒後思い出せず)

雨が降って来て、店内にまで雨漏り。
水飛沫が飛び散り続ける状態になってしまった。

我々の次の目的地は宿泊するホテルだった。地図を見るとこのバーと同じ鍛冶橋通りをたどっていけば着くところにある。

数年前から沖縄では、22時30分以降は
鍛冶橋通りのみタクシーが無料である。
これはしめた。もうホテルに行っちまおう。ロビーに着いてからどうするか考えよう。

外に出てタクシーを全力で捕まえようとする。

ロータリーの真ん中に進入して奇跡的に二台同時に捕まえたが、そのタクシーは歩道沿いに停車したところで他の人たちに乗られてしまったようで、見失う。

見ればまわりはタクシーを拾いたい人だらけだった。

いつしかメンバーは散り散りになり、土砂降りの雨で足元はくるぶしまで泥水に浸かっている。

バーから鍛冶橋通りを挟んだロータリーを抜けると、コロシアムと呼ばれる施設のまえに着く。ここは屋根があるから雨をしのげる。

俺がそこに着くと他のメンツも続々とやってきた。男3 女2。旅人風。しかしこいつら誰なんだろう、という疑問は湧かず、とにかくお仲間らしい。
皆、この状況に一時的に極度の緊張に陥っている。
「一旦休憩とろう」
次々とベンチに座る。

「じゃあこれから、誰かがタクシー拾いに行って、ここまで乗ってきてみんなを拾うようにしよう。とりあえず俺、行ってくる。荷物お願い」

傘一本で単身歩き出した。

また鍛冶橋通り沿いに戻る。タクシーは見当たらない。

立体感のある巨大な建物の敷地内に入っていた。
恵比寿ガーデンプレイスのイメージ。
なぜか既視感を覚える。
ここは何度か夢に出てきているのではないかな。

大きなクリスマスツリーの横でチャラいカップルが酔い潰れかけて今にも寝そう。
その横を通り過ぎる。

吹き抜けの上層階にさしかかる。
眼下 右のほうにオープンカフェが見える。もっともこの時間帯はバーになっていよう。施設は賑やかにシックに雰囲気を作っている。

吹き抜けに近づくと本能が危機を知らせる。ピリピリッ。
そう、ここには柵がない。
酔って歩いていたら、いや酔わずともよそ見していたら真っ逆さまに30メートル落下だ。
なぜこんな作りなのか。
そして男性特有と言われている落下検知センサーの感度の良さよ。

まっすぐ突き当たった吹き抜けの崖っぷちを左に折れると道幅2メートルほどの外廊下だ。ここも右側に柵がなくて怖い。若い女性とすれ違う。

床は黒い石、壁は白っぽい。
柵があるところは強化ガラスと頑丈なフレームの、Arioなんかにありそうなやつだ。
そういう点でとても整備された都会的な施設だ。

この右側の柵のない吹き抜けも意図的に作ららていることを意味していた。

残してきたメンバーを思い返す。
逆に俺が戻らない限り動けなくなってしまったという点で、俺の行動はパーティーをあそこにピン留めしてしまったのだな。
ランシールかな。

目覚めると居間で薄い毛布1枚で寒かった。半身が痛い。風呂入ろう。